#40
 

子供向けIT教育とそれを取り巻く環境 〜プログラミングを学ぶ子供たちから何が見える?〜

第40回目のテーマは「プログラミング教育」です。
株式会社プロキッズ 代表取締役 CEO 原 正幸 様にご登壇いただきます。

文部科学省は、2020年(平成32年)から義務教育での「プログラミング教育の必修化」を検討すると発表しています。

「プログラミング教育の必修化」の時代を先取りして、
子供向けIT教育とそれを取り巻く環境を通して、プログラミングを学ぶ子供たちから何が見えるのか。

未来を見据えたIT教育の取り組みをご紹介します。

お申し込みを締め切らせて頂きました。

Keywordプログラミング教育

第40回目のWebマーケティングリレーセミナーのテーマは、子供向けの「プログラミング教育」がテーマ。
いま、子どもたち向けのプログラミング教室が大盛況、小学校でプログラミング教育が必修となるなど、IT教育界隈に熱い視線が注がれています。
今回の講師を務めるのは、株式会社プロキッズ 代表取締役 CEO原正幸 様。同社は、子供向けのIT教育とイベントを手がけています。


(左から)モデレーター 小川卓様、株式会社バニーホップ 代表取締役澤 規仁 様、株式会社プロキッズ 代表取締役 CEO   原 正幸様、主催・司会 原田

(左から)モデレーター 小川卓様、株式会社バニーホップ 代表取締役
澤 規仁 様、株式会社プロキッズ 代表取締役 CEO   原 正幸様、主催・司会 原田


セミナーレポート

セミナーは、まず政府がなぜIT教育を必修化するなど、力を入れている背景から説明。そこには、IT人材の不足、そして第四の産業革命が進んでいるとされている中で、NoT、人工知能、ビッグデータなどのテーマで技術者が確実に不足することが予測され、質的にも量的にも十分な人材を育成することが求められているそうです。

課題を解決する力を養う。これが子供向けIT教育の本質


現在の教育現場ではすでにプログラミングを教えることが始まっているそうですが、大切なのはプログラミングを教えることではなく、「プログラミングで学ぶこと」なのだそう。プログラミング的思考を通じて、物事を捉える考え方を子供達に身に着けて欲しいとのこと。

例えば、自動販売機。プログラミング的思考で考えると、お金を計算する機能、ジュースを冷やす/温める機能、ジュースの本数を数える機能など、さまざまな機能に分解して物事を捉えることができるようになります。この考え方が重要であって、コードを書くことがプログラミング教育ではないというわけです。

海外に目を向けると、子供向けプログラミング教育で最も進んでいるのはエストニアなのだそう。韓国やオーストラリアでは、すでにプログラミング教育が必須になっています。米国でも、Hour of Codeという団体が進めたプログラミング教育が大きなムーブメントになったり、マイクロソフトなどの大手IT企業がサポートしているそうです。日本は、ちょっと出遅れているかもしれません。


プロキッズでは、さまざまなイベントを通じて、IT教育コンテンツを子どもたちに提供しています。

その一つは、目覚まし時計を作ること。
使ったことがあり、利用でき、改善できるという視点で目覚まし時計が最適なのだそう。子どもたちから出たアイデアとしては、難しい計算をしないと鳴り止まない目覚まし時計、動き回る目覚まし時計などなど…。起床するために、何をすると問題解決となるのかを子どもたちの視点からソリューションを提示しているのが興味深かったです。他にも、アプリ甲子園など、同社が手がけているさまざまな事例を紹介していただきました。

子どもたちのモチベーションを維持するためには、作った結果を見せることが大切。そして、生活に役立つモノを作ることも大切なのだそう。生活の問題をちょっとずつ解決するアイデアをプログラミングを通じて実現化できることを体験することで、自分達は、ITを使って問題を解決できるということを学んでいくそうです。

子どもたちのモチベーションを維持することも大きな課題であり、スキルとモチベーションの関係を最適化する工夫についても、さまざまな事例や学習に役立つツールを示していただきました。
その後の質問コーナーでは、実際の教育現場でどのようなIT教育がされているのか? 言語やアプリケーションなどについてのやり取りがされていました。


そして、セミナーを締めくくるのは、座談会。

小川様をモデレーターとして迎え、次回のセミナーを担当する株式会社バニーホップ 代表取締役澤規仁様も加わります。


ここでも、
・ITを使った教育とは何かについて
・その本質について
・決してプログラム言語を教えるのではない
・それをどう育てていけばいいのか?
などをテーマにそれぞれの立場から深い議論が交わされました。


次回のセミナーは、2018年2月7日(水)開催予定。
会場に来ないと聴けない話も満載の時間ですので、ぜひご参加ください!

開催概要

日時 2017/11/15 (水) 19:00-21:40
場所 イタリア文化会館 3階 コーチ・ホール

講師紹介

講師

株式会社プロキッズ 代表取締役 CEO
原 正幸 様

原 正幸 Masayuki Hara NECでエンジニア、ビッグローブ社にてMVNO事業立ち上げを経験。 その後、子どもから大人までIT教育を行うプロキッズを設立。大手企業向けIT教育を行う一方で、子供向けのプログラミングスクールを東京都と茨城県で開校中。 ウィルグループのHINODEアクセラレータプログラムにてアライアンス賞受賞。 現在は、国立 名古屋工業大学非常勤講師も務める。

対談のお相手 / 次回講師

株式会社バニーホップ 代表取締役
澤 規仁 様

モデレーター

ウェブアナリスト
小川 卓 様